マリブのブログ

ミネルヴァの梟は迫り来る黄昏に飛び立つ

映画化にピッタリな歴史の闇に消えた6人の知られざる逸話

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 いつか映画化してほしい6つの謎に包まれたエピソード

年のせいか、最近めっきり新作映画でココロが震えなくなってきちゃいました。。

褒め専映画ブロガーとしては、なんとも痛いトコロ。。。

 

気が付けば、うっかり2週間近くもブログの更新をサボってしまったので、今回はその反省の意も込めて、長年こっそり温め続けてきた映画化したら面白そうな歴史に埋もれた人間達のエピソードを、そのイメージキャスト込みで紹介しちゃいます。

とは言え、歴史の闇に消えた彼らの逸話を、実際に映画化するには、かなりの難題が盛り沢山。。

それでも、燻り続ける自分に代わって、映像化を実現してくれる製作会社等がありましたら、是非ご一報下さい!

・・いや、ギャラはいーので、エンドロールのすみっこに名前だけでも載せていただければ・・・

 

 

 

 

⑥ジョン・アダムズ/1767~1829(イギリス)

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 反乱兵から南国の楽園を作り上げた男

同じ名前でも、アメリカの大統領だった方じゃないこっちのジョン・アダムズは、メル・ギブソンでも映画化されたバウンティ号の反乱事件に出てくる登場人物の一人。

 

18世紀末、黒人奴隷の食糧難に晒されたイギリスは、タヒチに向け武装船バウンティを派遣。
そこでパンノキ(焼くとサツマイモのような味のするフルーツ)を採取後、帰路についていたトンガ沖を航行中に、クーデターが勃発します。
ジェームス・クックの航海長を務めていたブライ艦長を救命艇に追いやり、南国の開放的な生活が忘れられないクルー達は再びタヒチへ帰港。
しかしその後、アダムズを含めた8人は、現地人に横暴な振る舞いを続ける他のクルー達に嫌気がさし、数名の原住民を連れてタヒチからも逃走。
そこから東に2千キロも離れた太平洋の絶海の孤島、ピトケアン島に辿り着きます。

やがてアメリカの捕鯨船に発見されるまで、正に未開の文明を切り開く創造主のように、ポリネシアンとの南国の楽園を築き上げたかのように思われていたのですが・・

 

抑圧的なブライ艦長の指揮下を離れ、更に当時の世界の潮流だった奴隷貿易のしがらみからも解放されたはずの彼等は、反乱から4年後には仲間割れの末、4人に減少。

更にその後も仲間の裏切りや自殺、場合によっては仲間を斧で惨殺までし、最期まで生き残ったクルーは、アダムズ一人だけでした。。

 

やがて19年間もの間現地人達とのみ暮らし、後に島の集落の名前にまでつけられた彼の生活は、その大部分が未だに謎に包まれたまま。。

 

十分な教育も受けずに育った彼は、激動の波に飲まれたその人生の半ばから、船に置いてあった聖書を片手に、どのようにして原住民達と交流を深めていったのでしょうか?

 

題材自体は、伝説のイケメン俳優クラーク・ゲーブルでも映画化され、5度の映像化とアカデミー賞をも受賞した有名な話ですが、その物語の殆どは、ブライ艦長の半生や反乱事件の真相に焦点を当てているので、語り部として最後まで生き残ったアダムズの半生にピンスポットを絞ったバージョンも、一度は見てみたい気がします。

 

イメージ的には、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』の頃のマシュー・マコノヒーと言いたいトコロですが、事件当時23歳だったアダムズの年齢を考えるなら、『ゲーム・オブ・スローンズ』で注目を浴びたキット・ハリントン辺りでどーでしょう?

 

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激痩せの悲壮感漂う演技も意外に上手いマシュー・マコノヒー

 

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いつものイケメン枠じゃなく、ジョン・スノウのナイーブなイメージそのままに小汚くすれば、案外いけるかも・・ 

 

⑤ローラ・アルバート/1965~(アメリカ)

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 世界を欺いた天才作家の真実

99年に『サラ、神に背いた少年』という小説を出版し、マドンナやウィノナ・ライダー、更にはカート・コバーンの妻コートニー・ラブ等にも絶賛を浴び、彗星の如く文壇に現れた天才少年作家J.T.リロイ

その原作に酷く感銘を受けた映画監督のガス・ヴァンサントからは、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『エレファント』の共同脚本執筆を依頼される程。。

が、その実は、、

男性の同性愛をテーマにした自叙伝の著者、J.T.リロイ自体が架空の人物だった事が後に発覚します。

更に、、

出版社との打合せ時には、麻薬中毒の上にHIV感染者のホームレスと偽らせた少年を金で雇い、取材時にはローラの恋人の妹、サバンナ・クヌープをJ.T.リロイとして出席させるという荒業まで成し遂げるという・・

まずこの説明だけでも、なんだか非常に分かりにくい彼女の大嘘は、その短編集に登場する、13歳の男娼ホームレス“ターミネーター”や、その彼の親友でJ.T.リロイ自身のアシスタントとしても登場した“スピーディー”等、挙げだしたらきりがありません。

 

2016年には『作家、本当のJ.T.リロイ』というタイトルで、彼女自身のドキュメンタリー映画が公開されましたが、その物語の中で作者を保護し、社会福祉士という設定で登場し続けていた、ローラ・アルバートという中年女性こそが本物の著者だったという、あまりに複雑な内容。。

 

その同性愛者の視点を貫く為、J.T.リロイ自体を作り上げ、精神科医や福祉サービス等にも実際に電話していた精神力もさることながら、醜い自分の自己否定の末に、辿り着いた変身願望の極地に晒された彼女の心象風景はあまりに興味深い!

正に“事実は小説より奇なり”を地でいった彼女のスキャンダラスなサクセスストーリーは、2019年現在、ハーヴェイ・ワインスタインのワインスタイン・カンパニーで映画化される予定でしたが、同社の倒産によって計画がとん挫。

出来れば、同年代のダイアン・クルーガールーニー・マーラ辺りで、どこかの映画会社がもう一度チャレンジしてみてもらえないでしょうか・・?

 

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物憂げな作家感を出すならダイアン・クルーガー。『TWD』のダリルとすっかり熱愛中。。

 

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神経質で臆病な雰囲気を出したいのなら、ルーニー・マーラ。『ア・ゴースト・ストーリー』から自分はすっかり虜。。

 

 

 

 

④ベル・ガネス/1859~?(ノルウェー)

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 元祖保険金殺人女史の行方

女版『青ひげ』と恐れられた彼女は、普通の殺人鬼とはちょっと違います。

 

刺激を求め、24歳でノルウェーの片田舎からアメリカへと移り住んだ彼女は、初めての夫とはあっさり死別してしまいます。
そして、この時受け取った多額の保険金を元手に、2人の娘とシカゴに移住するものの、下宿屋、パン屋と開業する店は次々に全焼。。
やがて、周囲から保険金詐欺師と怪しまれながらも、その次に再婚した農場主の夫とも再び死別し、出逢いを求め雑誌広告に自分の紹介文を載せ始めた頃から、その怪しさは更に膨らんでいきます・・

彼女は数名の資産家と恋に落ちるも、その殆どの男性は後に行方不明となり、やがて数度目の再婚相手だったアンドリュー・ホールドグレンという男の弟が、その実の兄の安否を確かめにきたトコロで、事件が発覚

彼等が農場に駆けつけると、その母屋は不審火により全焼。

その焼け跡から、ベルを含めた彼女の二人の娘と一人の息子の焼死体が発見されます。

更に彼女の農場からは、アンドリューを含む13名もの手足を切断された遺体が発見されますが、肝心のベルの死体だけは、頭部が切断された状態で見つかるという・・

警察はベルの死体の近くから、彼女の入れ歯が見つかった事により捜査を終結させますが、そこから数年後に意外な展開が・・・

後に“ロンリー・ハート・キラー”として全米を震撼させた彼女に雇われていたレイ・ランフィアという雑用係が、農場の放火の罪で、禁固刑に処されていた獄中で牧師に真相を告白。

彼は、自分がそもそもベルの愛人であり、彼女の首なし死体は自分が用意した浮浪者だった事を激白します。

 

しかし、この奇妙な信頼関係で結ばれた二人の愛は、本当に真実だったのか?

更にその自供が本当だとすれば、彼女は何処へ行ったのか・・?

 

それでも、完全犯罪を成し遂げた様に見える彼女の行動は、どうしても知的犯罪者のそれとは程遠い様に感じられます。

 

そうすると、彼女はどれだけの魔性の魅力を秘めていたのか?

或いは、完全に人の心を持たない冷情性を極めた殺人鬼だったのか?

更に見方を変えてみると、彼女は殺人鬼の自覚さえも持たない不幸に纏わりつかれた女だった可能性も・・・

 

この大作サスペンスの主役を任せられるのは、シャーリーズ・セロン以外考えられませんが、レイ役にジェームズ・マカヴォイウィレム・デフォー辺りが共演してくれれば、その人の闇の奥深さは、更に倍増する気がします。 

 

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変幻自在の体重増減女優シャーリーズ・セロンなら、どんな真相を秘めた女でもきっと熟せちゃうw

 

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若手No,1のカメレオン俳優と言えばマカヴォイ。『スプリット』で魅せた怪演ぶりも、サスペンスとの相性抜群。
 

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味のある不憫な農場夫を演じさせたら、ウィレム・デフォーできまり。セロンとの年齢設定を考えれば、彼の方がリアルかも・・ 

 

③深谷義治/1915~2015(日本)

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 太平洋戦争日本最後の帰還兵

日本人でさえ、彼を知る人はそうはいません。

戦後の帰還兵として有名ドコロと言えば、横井庄一さんか小野田寛郎さんですが、25歳の若さでスパイとして中国に潜伏していた彼の事は、忘れられない敗戦の傷跡の一つ。

 

1915年に島根県大田市で生まれた彼は、貧しさから中学を中退し、22歳で中国に渡ります。
その後中国の地政学を猛勉強した末、現地での憲兵試験に合格した彼は、大陸での諜報活動や、貨幣市場の混乱を狙った紙幣偽造などに従事。
しかし1945年の終戦後も、彼は上官から任務続行の命を受けた事により、運命の歯車が狂いだします。

深谷はその後、13年間もの諜報活動の末、1958年に中国当局によって身柄を拘束され、中国国内でも一二を争う厳しい牢獄、上海市第一看守所(拘置所)と上海市監獄(刑務所)に合わせて20年と4ヶ月もの間収監されます。

やがて過酷な強制労働と栄養失調の為、身長が10cmも縮んだ彼は、1978年の日中平和友好条約の締結に伴う特赦を受け、ようやく帰国が赦されますが、あろうことか日本では、帰還兵ではなく亡命者として扱われてしまう始末。。

更に、軍人恩給をも何者かによって虚偽申請されていた為、上海人の妻と3男1女の子供達との生活は、困窮を極めます。

それでも、2015年に広島市の病院で肺炎によって亡くなるまで、99歳の天寿を全うした彼の歴史そのものが、もはや映画と言えるでしょう。

 

彼の壮年期の人生は、その全てが獄中に費やされ、スパイだった事実だけは認めたものの、頑なに沈黙を貫き通し詳細を黙秘し続けた精神力は、日本人の忘れかけたサムライ魂そのもの。

 

しかしその余りに献身的な彼の美学は、戦後の諸外国との国交正常化交渉の裏で抹殺されていくという・・

 

その後、彼の次男が『日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族』を出版し、その事実がようやく明るみにされますが、この日本、中国両国において、半世紀以上も冷遇を受け続けてきた彼の悲劇は、大陸との関係がこじれ始めた今だったら、そろそろ映像化できないでしょうか?

 

日本の隠された負の歴史を描くには、我らのアナーキスト窪塚洋介

そこに、すっかり中国からも嫌われ、香港行政府によって市民権を獲たタン・ウェイあたりが彼の妻役を引き受けてくれれば、文句のつけようのない一大傑作戦争映画が生まれる気がするんだけど。。 

 

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マーティン・スコセッシ監督の『沈黙』でようやくハリウッドデビューを飾った頃から、貫禄も出始めてきた窪塚洋介

 

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ラスト、コーション』の強烈な濡れ場と迫真の演技で、自由を求め香港に亡命したタン・ウェイ。童顔はいくつになっても衰えない?
 

 

 

 

 

②セリーナ・シム/1985~2014(レバノン/アメリカ)

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 暗殺された本物の美人ジャーナリスト

・・このニュースを日本のテレビで見る事は、遂に一度もなかったな。。

世界を震撼させたIS(イスラム国)の恐怖が、日本ではだいぶ鳴りを潜めてきたように報道されてますが、安倍政権のトランプ忖度の影で、完全に報道規制が敷かれた真のジャーナリストが居た事を皆さんはご存じでしょうか?

 

彼女の事だけはネット上でさえ、都市伝説の様に語られるのみ。。

なので、簡単にかいつまんで説明してしまうと、、

 

WFP(国連世界食糧計画)を始めとする多くの人道支援を目的にしたNGO団体の車両が、武装したイスラム国の戦闘員をシリア国外に輸送する光景を目撃してしまった戦場ジャーナリストという事。。

そして、彼女はその証拠映像を収録した数日後、レンタカーで投宿先のホテルに戻る途中に、突如現れた正体不明の大型車両に車ごと突っ込まれ、即死させられました。

 

2児の母親でありながら、イラン国営放送で報道記者として働いていた彼女の突然の悲報を、まともに流したのはドイツとイギリスの主要メディアのみ。。

つまり、トルコ国境に位置するクルド人の拠点都市コバニでの彼女の現地取材は、NGO団体の裏の顔を暴くだけに留まらず、それを手引きしたNATO(北大西洋条約機構)なんらかの理由でISを支援していたという決定的な衝撃映像を収めたものでした。

因みに、この同時期に現地取材で同じものを撮影していた日本人フリージャーナリスト後藤健二さんもISによって処刑されています。

 

真実の所在や、正義を伝えるメディアの根幹をも揺るがしかねないこの怪事件の暴露は、ヒステリックなまでにアメリカの真実を暴き出すのが得意なキャスリン・ビグロー監督くらいしか思い浮かびませんが、そこに、最近めっきり力をつけてきたジェニファー・ローレンスなんかが主役を引き受けてくれると、十分カンヌも狙えそうな作品になると思うんだけどな。。 

 

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ハート・ロッカー』から『デトロイト』迄、オトコ顔負けのバイタリティーを持つキャスリン・ビグロー。元夫が、正反対の性格の夢見がちなジェームズ・キャメロンなのは面白すぎる。。

 

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異常な程に偏執映画への出演オファーが後を絶たないジェニファー・ローレンス。そろそろ骨太な女の役をやり始めたら次のステージかも。。
 

①マラッカのエンリケ/?(マレーシア)

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 マゼランより先に世界を初めて一周した男 

最後に紹介したいのは彼。

といっても、その彼の本名はおろか、出生地さえ実は定かではありません。。

 

一般的に、世界を始めて船で一周した人物は、かの有名なマゼラン艦隊の生き残りで、一隻だけで戻ってきたビクトリア号のスペイン人船長フアン・セバスティアン・エルカーノとされていますが、フィリピンでマゼランを失ってから彼が故郷に戻るまでには、実は9ヵ月もの時間がかかっています。

 

・・もし、その間に、名もない青年が、人類史上初の偉業を達成していたとしたら・・

 

15世紀初頭、ポルトガル艦隊の一員としてマラッカ攻略の功に就いていたマゼランが、その褒賞として現地で与えらえた奴隷とされているのがエンリケ

その出生地はマラッカともスマトラ島とも言われていますが、マゼランの残した遺書には、彼は26歳の青年であった事だけが記されています。

やがて彼はポルトガル人によってキリスト教徒に改宗させられた後に、エンリケの名を与えられ、奴隷兼現地人との通訳として、マゼランのヨーロッパ大陸から西回りでの冒険旅行に同行させられました。

1519年、王の命を受けセビリアを出発した彼らは、アフリカのカナリア諸島を経由し、大西洋を横断。
南米の海岸線を南下し、巨人族が住むと呼ばれていたパタゴニア等を発見しながら、大陸最南端を隔てるフエゴ島に到着します。
後に、有名なマゼラン海峡と称されるこの海峡を抜け、西に広がる大海原の太平洋に差し掛かった頃には、反乱や離脱、或いは飢餓や原住民との争いで、出発当初約270名いた船員は僅か19名にまで減少。
5隻の艦隊の内の2隻を失い、マゼラン達は命からがらグアム島に辿り着きます。

この19ヵ月間にも及ぶ長旅の中、当時の身分制度の中では極めて珍しく、エンリケとの絆を深めていったマゼランは、自分の死後、彼を奴隷としての一切の服従から解放されるだけでなく、その莫大な遺産の一部を相続する様に、遺書に書き記しています。

1521年、やがてマゼランがその志半ばで、フィリピンのマクタン王ラプ=ラプとの戦いの末戦死した際には、エンリケも彼と共に戦い傷を負っている事から、その信頼関係は奴隷というよりも、徒弟制度や日本の侍の様な主従関係に近かったのかもしれません。

そしてマゼランの死後、ようやく自由の身に戻るかと思われていた彼は、後任の艦隊指揮官デュアルテ・バルボザの命を受け、対立関係にあったセブ王との和平交渉に向かわされますが、彼は逆にセブ王と結託し、バルボザ以下艦隊幹部約30名を全員抹殺。

その後の彼の足取りは一切分かりませんが、どこか夢と野望に溢れた男達との交流の狭間で、逞しく成長していった若者だったような気がしてきます。。

 

・・そしてもし、最後にその消息の途絶えたフィリピンのセブ島から、ほど近い彼の故郷に、人知れず帰っていったとしたら・・

更にその彼自身さえ、自覚もなく誰よりも先に世界一周を成し遂げていた可能性も・・・

 

詳細な記録が一切ない為、すべては憶測の域を出ませんが、隆盛を極めるヨーロッパの大航海時代に、傲りや昂りもなく、飄々と現れてあっさりと偉業を達成したかもしれないこのエピソードに、どこか儚い男のロマンを感じませんか?

 

征服者達の若き傍観者だった彼のキャラクター的には『TWD』のグレンが印象的だったスティーヴン・ユァンと言いたいトコロですが、ここは今後の期待値も込めてエズラ・ミラー

熾烈な戦いを繰り広げた肉体派の若きラプ=ラプ王には、めきめきと頭角を現し始めたロス・バトラーあたりが丁度いいかも。。

そんな二人に多大な影響を与えたマゼランを、老将枠的にラッセル・クロウなんかが出演してくれれば、近年稀にみる一大歴史スペクタクルロマンの傑作が出来上がると、勝手に確信しています! 

 

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バーニング』でも飄々とした演技を披露してくれたスティーヴン・ユァン。次世代のアジアを代表する俳優になる事を願ってます。

 

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ユダヤ系の血を引くエズラ・ミラーは、なんとなくマレー系の顔立ちにも見えませんか?『少年は残酷な弓を射る』の美少年役はこれまでにいないタイプかも。

 

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リバー・テイル』、13の理由と着々とその存在感を増してゆくロス・バトラーは、肉体派俳優の若き新星。

 

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元祖“海の似合う男”と言えばラッセル・クロウ。歴史モノにはどうしても彼が必要な気がします。
 

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